(1)のアポトーシス作用については前頁でご説明いたしましたので、このページでは、(2)の新生血管抑制作用についてお伝えしたいと思います。
ガン 細胞は、死ぬことを忘れた、アポトーシス(自滅)をしない、暴走細胞です。だから、どんどん増殖していきます。そのために、たくさん栄養分を必要とします。
そこでがん細胞は、自分みずから栄養補給路、つまり新しい血管(新生血管)を作り、吸血鬼のようにどんどん栄養を吸い取っていくのです。それで、がん患者の方が通常の食事をしていても、がんになるとやせ細っていくのです。
ですから、フコイダンの新生血管抑制作用というのは、ガン 細胞が新しい血管をつくるのをおさえることなのです。フコイダンが、がん細胞への栄養補給路を絶ち、兵糧(ひょうろう)攻めをする、つまりがんに運ばれる栄養を断って、がんを衰弱させるのです。
がん細胞は一定のスピードで増殖していき、新生血管ができたと同時に加速度的に増殖することがわかっています。
しかしフコイダンを投与していると、加速度的に増殖することがありません。明らかにがん細胞が新生血管を作るのを、フコイダンがじゃましているのが認められています。
栄養補給ができなくなったガン 細胞は、もう増殖することはできません。エネルギーを失い、活動が停滞していきます。そして弱った状態になったとき、フコイダンのアポトーシス作用、いわゆる細胞を自滅させる作用が働き、さらにがん細胞の勢力を縮小させてしまうのです。
そこでさらにフコイダンが追い討ちをかけることになります。
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